油吸着材(キューブパック)交換について









油水分離器は中に加圧充填されている油吸着材キューブパックの油吸着効果のみで
効果を発揮します
油吸着材が油分で飽和状態に成ったり、SS分で目詰まりを起こすと本来の
役目を果たさなくなりますので、油吸着材キューブパックの交換が必要です

除外施設を設ける必要の有るガソリンスタンドや自動車整備工場、自家給油所
駐車場などを建設する際は除外施設の建設費用、ランニングコストから殆どの現場で
油水分離槽を設置します
横浜市では、「油水分離槽の基本的構造」で油水分離槽末端に油吸着材充填容器を
設置するように表記されています
(注、別途油水分離装置など確実に効果のある施設を設置する場合を除きます)

国内の排水基準値(ノルマルヘキサン抽出物質 鉱油類)は5ppmと成っております
通常の比重式分離槽だけでは分離しきれない油分の回収を油吸着材を利用することにより
実現させる物です
しかし、油吸着材キューブパックが完全に汚れている状態では、効果を発揮する事は有りません


ご注意

油水分離器は濾過効果を発揮するための油吸着材充填容器です

交換には油吸着材キューブパックを必ずご使用ください


油水分離器は油吸着材の充てん量及び密度、通液時間などから吸着濾過効果を確認して油水分離器を製品化して居ります
キュープパックを定量充填した正常状態でのみ効果を発揮します

形状は箱状なので油吸着マットやウエスなど何でも入れることが可能では有りますが
通液試験や濾過処理水質試験を行わないでの他製品投入は行わないでください

正常状態で無い油水分離器を使用した公害防止施設は真価が問われる事にもなりかねません

産業廃棄物処理回収清掃業者への油吸着材交換作業委託に依り、他社油吸着材を使用されてしまう事での極短期間での目詰まりや
吸着材の充填量不足による効果不良など、公害防止機器としての効果が発揮できないトラブルが水面下で多発しております
該当施設の除外施設管理者様に於かれましては、管理責任を問われる可能性も御座いますのでご注意下さいます様お願いいたします


油吸着材キューブパック性能は自重の約3倍程度が油吸着限界点(飽和状態)と成ります

必ず交換用の油吸着材キューブパックを予備としてお持ち下さいます様御願いいたします





油吸着材キューブパックを含む油吸着マット類は長期間の保管で黄色く色ヤケが発生します
製品としての性能低下は御座いませんので、お使いいただけます


ゴムパッキンの交換について




油水分離器に付いているゴムパッキンは槽内と油水分離器の隙間を埋める効果と
浮力の高い油吸着材を水没させる目的で付いています
ゴムパッキンはゴム素材の性質上、油分を吸い続けると膨張、変形します

そのまま放置されますと、本体に充填されている油吸着材を通過せず、何の抵抗もない
横の隙間を未処理水が通過してしまいます



油分の含有率や状態に依って異なりますが、変形で槽内と隙間が確認出来た時にも交換が必要です




ユーザー様へご注意!!


共栄製油水分離器の疑似物が出回って居ります

改装工事後や分離槽新規設置での設置形態は同じでも、効果の真偽が問われる製品が多いのでご注意ください

共栄製以外のカゴ状油吸着材充填容器は、油水分離器の特徴であるゴムパッキンが付いて居らず

本体の浮上防止不良や未処理水が濾過出来ない構造に成っている物が多数確認されております








お問い合わせに関しては、お気軽に当社までご連絡を御願い致します
(当社の都合で番号非通知は拒否設定に成って居ります
通知設定でのご連絡を御願い申し上げます)




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